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会社の上司や先輩から半ば強制を受けて読んだ本。競争が基本コンセプトとなる資本主義体制下でいかにサバイバルを展開するかのヒントにはなるに違いない・・・。ただ、ホントに平凡なリーマンがひねくれてコメントすると以下の通り。
* この本を読んで、意外とシンプルな形で(ちなみに裏をひっくり返すとこれ以上にフクザツなカタチにすると万人に理解されない可能性がかなり大)戦略キャンバスが描かれていて、これは日常の事業活動の中で落としてこんでみることで意外なテーマや盲点、収益へのヒントが出てくるかも。
* 本の著者にしてみれば"甘ったれてはいかん!!"と大目玉を喰らいそうだけれども、(一部の)読者層の中では、"これを(時間軸のどこにいても・・・現在でも未来でも)絶対に読めば大丈夫!!"だとか"競争に常に勝つための戦略論の金字塔"という印象を受けてしまうのが痛いかも。まぁビジネス本を手にする方で"大きな大きなイタイ勘違い"をする可能性は少ないと思いたいけど。
* これは僕の頭の固さに起因するかもしれないけど、重厚長大系に適用できそうな・・・というかもうちょっとB2Bネタがケースとして欲しいのかも。これはひょっとしたら僕の著者への甘えかもしれないけど。フツーに仕事しているフィールドが"Red Ocean"なもので。(爆)
* 僕がこの手の本を読む場合は、数回に分けて、数ラウンドに分けて、まぁ螺旋階段を何回か上るようなイメージで読むと。で、第1ラウンドは、ケースの紹介に読み当たった場合は"何を取って、何を捨てたのか??"に神経を使ってみたり。さて次のラウンドは何に気を使うべきか??
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