Regensburgから移動するのはその時の気分で1日後ろへずらし、まったりと過ごすことに。。で、ドナウ川を船で下ってヴァルハラというところへ行って大理石でできた神殿を見て、またそこでゆるりと読書を。天気が良かったのが幸運で日本出発時ほど暑くもなく心地よかったなぁと。そのゆるりとした時間に読んでいたのは↓。
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前の"イビチャ・オシムのサッカー世界を読み解く"の延長戦ではあるけれどもこちらは"サッカーを日本化する"と啖呵をきった監督様本人の本。哲学とメンタリティは一応働く人(働くことでの組織貢献との引き換えにお金を取る職業人)という観点で示唆に富んでいるなぁと。特に今年は何か気持ちの上でやり場のない閉塞感を感じる頻度が異常なくらい多いのが余計にそう思わせられる。日本人による日本人の評価も自己評価という点では必要なんだろうけど、彼のように外国人の眼から見た評も読むと視点も違うから知的で面白い。ちなみにひとつの後悔として今年のアジア杯前に読めばよかったと。。メディアでも吼えていたけど、"07年アジア杯優勝は難しいもんじゃ~怒"と。
船のスケジュールもあるので午後にはRegensburgに戻ってきて若干手持ち無沙汰だったからちょっと大き目のNuernbergへも遠征。
ワグナーにとち狂ったヒトラーの大好きな劇場がどんなもんか拝みにと・・・。ついでにそのひとつの功績になっているDBの歴史を垣間見にDB博物館へ・・・。これだけ書くと鉄っつあんになるので誤解なきよう。20数年前には本気で好きだったけど。ただ、ドイツ自体は敗戦に伴う国そのものの分割があったのを久々に思い出させてくれた展示があった。別に会った事実はそれ以上でもそれ以下でもないから感情をこめないで書くと、"人が電車に乗るのも計画が政府によって決められていた"とのこと・・・。まぁ旧東ドイツの体制ってことで。
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