今回のスケジュールがチューリッヒOutだったため、とりあえず行ったこともないし、まぁ行っておくかと何も考えずにドイツを出てスイスに向かったのがモロ裏目に出たと自覚したのはスイスへ着いた後・・・ということでこれは後ほど。とりあえず天気が悪くても電車くらいは問題なかろうと出発。すると(今までヨーロッパを幾度と行っているけど)初めて電車が遅れて、自分が乗るつもりの電車に乗れなかったり・・・。故にチューリッヒへ抜けるのに、バーゼルへ出て大きく西回りを余儀なくさせられたりと。この日は移動で終わってもうた。まぁ移動中に、国籍はチリ、働いているのはストックホルム、友達がベルンにいるから会いに行くというバックパッカーとしゃべっていたら3時間くらいは過ぎていた・・・でもこの御仁、ストックホルムからベルンまで電車でって、まぁヨーロッパだから出来る技なんだろうけど、ずっと2等客席でお尻が四角くならなかっただろうか??
とりあえずドイツからスイスはチューリッヒへ移動したものの着いて夜7時前。元のプランだと5時過ぎに着く予定が大幅にずれた。で、まぁいつも通りの"宿泊場所は目的地に着いてから"をやろうとネットカフェを駅そばに探してみるも・・・ない。とりあえずデカいチューリッヒ中央駅のTourist Informationへ・・・。
順序が来て、英語で"今日の今日でしんどいかも知れないけど、とりあえず2泊分"と言ったら、"あら、日本語でいいですよ"とのこと・・・50近くの日本人女性でした。この手の逃亡時には日本人を見つけても自発的に声をかけない、日本語を極力使わないを心掛けていたのに思いもしないところで撃沈。ということでモードがいきなり切り替わり、"いやぁ昨日ネットサーフィンしまくって探しまくったんですけど、チューリッヒって宿がとりづらいんすねぇ~。"といつものノリ。"この時期ってなぜか取れないんですよ。取って置きのところ紹介しますよ"。と期待が増幅。"1泊税込みで8,000円弱ですけど、この時期の2泊ってここくらいしかないから押さえちゃいますね。"とどういうところかの紹介もなく、強制予約。その宿泊先とドイツ語で電話が終わってとりあえず寝床なしでホームレスモードからは脱却。いつものBooking.comやオクトパストラベルをもってしても何も取れない事態だったから実は僕はかなり焦っていたり。
"さっきほんの数分前に電話したら、普通はこんな時間まで職員の人はいないけど、あなたのことを待ってるって言ってるから急いで行ってね。"と予約概要を書かれたシートを渡され、辿り着き方の解説を聞く。。トラム●番に乗って終点まで行って、その後●●番のバスに乗ると。ふむ、別にどうってことがないや。
とりあえず、トラムに乗って、"普通はこんな時間まで職員の人はいないけど、あなたのことを待ってるって言ってるから急いで行ってね。"というのが妙に引っ掛かる。こんな時間って、たかだか夜の7時過ぎ・・・にいなくなる宿だとぉ・・・ということで何かが引っ掛かり続けて言われるままにトラムとバスをチューリッヒ中央駅から乗り続け、山を越え40分・・・。着いたら、周りは真っ暗で、しかもガソリンスタンドすら閉店済み。夕飯どうしようとか別の悩みも発生・・・。どうやら高級住宅地っぽい雰囲気がぷんぷん。バス停から10分くらい歩いたら、到着・・・なんと教会でした。"PAULAS AKADEMIE"という名前だそうで・・・。入って職員の方と話すと、"いつも僕らは5時半までしかいないんだけど、今日はたまたまいてね~。ちなみに5時半過ぎに職員が全員帰るからチェックインできないからお前は極めてラッキーだ。ちなみに5時半までにチェックインしなかったら宿舎にすら入れないし、チェックインもクソもへったくりもない。だから、鍵は常に持ち歩いていてね"とのこと。旅行客向けの宿泊事業で金儲けをする気が明らかにないコメントを頂く。受付のデスクに名前と鍵のセットがいくつかおいてあってこんな事情を知らなくてこうなった人が何人かいるんだろうなぁとココロで合掌。部屋に入ると、何か奇妙な感覚へ・・・。"トイレとシャワー・・・"とドアの説明書きを見ると、僕の部屋のいくつか先の部屋に1セットずつ・・・わかる人にはわかるだろうけど、オリセンとまるっきり一緒だというわけで苦笑。
今日の教訓: 地獄の沙汰も金次第・・・違うかw
Recent Comments